婚活の初デートが終わった後、2回目のデートに進むかどうかは、多くの人にとって難しい判断ポイントです。
東海エリアの独身男女に「2回目のデートを断った理由」について尋ねたところ、さまざまな本音が浮かび上がりました。
婚活アドバイザーの視点から、この理由について分析し、婚活中の方が次のステップを決める際に参考にできるヒントをご紹介します。
1. 「フィーリングが合わない」「価値観が違う」
最も多く見られた回答は「フィーリングが合わない」や「価値観が合わなかった」というものでした。
初対面のデートで感じる相手とのフィーリングや価値観の違いは、今後の関係を考える上で非常に大切です。
会話が盛り上がらなかったり、人生観や結婚観にズレを感じたりすると、「次はないかな」と思うのは自然なことです。
これらの違いが、早い段階で確認できると、よりスムーズに次のステップに進めます。
2. 「会話が続かない」「会話のキャッチボールができなかった」
多くの方が「会話が続かなかった」「相手の返事が短く、会話が一方通行になってしまった」と答えています。
婚活において、会話のキャッチボールがスムーズにできるかどうかは重要な要素です。
相手が一方的に話したり、質問に対する答えだけで終わる会話では、互いに深く知り合うことが難しく、次に会う意欲も薄れてしまいます。
3. 「態度やマナーに違和感があった」
デート中の相手の態度やマナーが気になってしまったという回答もありました。
具体的には、「タメ口で話された」「食べ方が汚かった」「過度なボディタッチ」など、相手の立ち振る舞いに違和感を覚えるケースが多いようです。
婚活では、初対面での礼儀や清潔感が特に重視されます。こうした違和感を感じると、次のデートを断る決断がしやすくなるようです。
4. 「実際の印象とプロフィールのギャップが大きかった」
プロフィール写真やメッセージとの印象が異なったため、ギャップに戸惑いを感じたという意見も見られました。
例えば、メッセージのやり取りでは楽しく盛り上がったにもかかわらず、実際に会うと会話が途切れてしまうと、そのギャップに失望することもあるようです。婚活では、プロフィールと実際の自分をなるべく一致させることが、相手との信頼関係を築くために重要です。
5. 「相手の生活観や考え方に驚いた」
なかには「初対面で転職や引っ越しを求められた」「家庭や将来の生活について一方的な考えを押し付けられた」など、相手の生活観や考え方に違和感を覚えたケースもありました。結婚を見据えた婚活では、相手の生活スタイルや価値観に共感できるかがカギとなります。
こうした話題はデリケートですが、お互いの価値観を知るために重要なテーマでもあるため、少しずつ話を進めることが大切です。
婚活アドバイザーからのアドバイス
2回目のデートを断る理由があることは、婚活において健全な判断の一環です。
相手と自分の価値観や性格の不一致を早い段階で確認することは、無理なく婚活を進めるために必要なプロセスといえるでしょう。
とはいえ、もし自分が断られてしまう側に立った場合、「なぜ?」と思うこともあるかもしれません。
2回目のデートを繋げるためには、以下の点に意識してみると良いでしょう。
- 自然なコミュニケーションを心がける
一方的にならず、相手の話を引き出す意識を持つことで、会話が盛り上がります。 - プロフィールを誇張しすぎない
実際の自分とプロフィールが一致していれば、ギャップによる戸惑いが少なくなります。 - マナーや礼儀に気を配る
特に初対面の場では、清潔感や礼儀正しさが好印象を与えます。
婚活はお互いの理解を深める旅です。
焦らずに自分の価値観やフィーリングを大切にしながら、無理なく進めていくことが、長い目で見て良いパートナーシップにつながるでしょう。
まとめ
「2回目のデートを断った本音」として、多くの婚活者が感じたリアルな理由を見てきました。
会話の盛り上がり、価値観の一致、マナーや態度など、デート中の様々な要素が次のステップに影響を与えていることがわかります。
婚活を成功させるために、お互いに気持ちよくコミュニケーションを取り、前向きに関係を築くためのヒントを見つけられるよう心掛けましょう。